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愛しのホーロー看板たち

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愛しのホーロー看板たち

防火マスコットは纏リス

肥料関連は大判が多い

マツダとは松田でなくゾロアスター教最高神の名

多木化学のタキポリン　高砂化成の看板にも多木ロゴがあるが関連不明

ブルーチップはいまも健在

消防車の警鐘パターンはずっと変わらない

近江酒造は現在「ねこ政宗」なんて作っちゃってる

いい看板なんだけど描写がリアルなので嫌われたみたい

かなり大きいもの　観光地の土産物店などで使われた

ケロリンは早くから看板撤退し洗面器で一世を風靡

モデルは原節子か　ただしこの頃勝手に有名人の似顔絵を描いて広告に使う例があった

最も普及した型のオロナミンC看板

日鉄鋼板の「看板」商品

地球鳩印の平和乾電池、現在は消滅

太平ゴム、ツバメゴム（現在広島化成）共に健在

ソケット付きの看板は商品の電球が生きていることを店頭で確認するツールだった

薬の看板は小型のものが多い

大塚製薬の看板ではややレアなオロナイン軟膏

「おいしいですよ」の位置とパターン、琺瑯引きでない点など非常に珍しい。試作品の可能性も

郵便局の看板はプラスチックに変わっても現存するが、「電話」や旧字体の「保険」にゾクゾク

電話番号が時代を感じさせる。交通安全を呼びかけつつ宣伝するタイプの看板は多かった

大塚関連は「大塚製薬」「大塚グループ」「アース製薬」などの表記である程度製作時期が分かる

薬の木製看板は手間がかかっている分見栄えが良い

薬の小型看板は濃い朱色に白文字のパターンが多い

食品の看板は赤と黄色の組み合わせが人気。今の飲食店ロゴと同じ

昔、電球は損料貸し（レンタル）だった。レンタル期間中にフィラメントが切れると交換できた

パレードは統一ブランドで、中小の清涼飲料水メーカーがよってたかって作っていた

帯庄酒造は残念ながら廃業、酒造所自体もたいへん貴重な古建築であった

カゴメのマークは日本古来の「籠目」デザインなのだがダビデの星にしか見えないので現在は交代

銭湯は良い広告の宝庫だった

薬は商品名が実に多い

薬の厚紙広告は、家の目立つところに置いてもらえるよう、状差しや鏡が付いているものがあった

箱玩具のコレクション。ミニチュアレプリカでさえコンプリートは困難

最後に入手したもの

二度と戻らないあの日々

想い出はかくのごとく・・・

しかし、彼らが再び日の目を見るときが訪れる

嫁入り支度の看板たち

どこへ行くかと問うたなら

やって来ました飛騨高山レトロミュージアム

正面玄関前で楽しそうにフォーメーションを組む小型看板たち

青ぐすり・土の母号・塩小売所・美人わた・煙草現金

メイキエンジン・ビージ・ダイスキ

レート石鹸・ユイツ・自転車店

入口の券売所には消防信号とオロナイン

券売所横にはブルーチップが

無料で遊べるパチンココーナーには希少オロナミン・鶴の瀧・アサヒビール

ここでなら堂々と飾ってもらえる

ノーヂ・マルケイソース・龍角散　自転車のスーパーカーライトが懐かしい

おまけ　このひと巧まざり過ぎだろう

お医者さんコーナーにはやっぱり薬の木製看板

ハルナー（飲むだけで色白になるというトンデモ薬）・亀田六神丸・スキー

昭和のママチャリはブレーキ周りが印象的　背景にサクラカラー

これも寄贈品の一つ　子供雑誌付録の漫画本

ここでは本も自由に手に取って読むことができる

ミニチュアレプリカにも居場所ができた

家庭ネーム・三菱ティラー

家庭薬・こりといたみにサラリパス

ミュージアムの裏手に回ると

参考までに以前の様子をグーグルストリートビューで

カッコいいミゼットとスバル360も展示品

「値段は手頃」が泣かせるオカ醤油

木地の壁こそホーロー看板の舞台

旧型電話の隣でうれしそう

外に貼られてこそホーロー看板。カツゲン牛乳箱も寄贈したもの

飛騨の古い町並で、看板たちはいっそう輝く

屋台村、でこなる横丁を訪問

公式サイトの画像から、飛騨高山レトロミュージアムでこなる横丁店

現在は移転を控えて店内看板の大部分がはがされているが

新たなミュージアムの計画もあり、看板たちの舞台はさらに広がってゆく

美しき自然に囲まれた飛騨

そんな飛騨の新名所「飛騨高山レトロミュージアム」

看板たちは昭和という晴れ舞台に再び立つことができたのだ・・・

おまけ

北名古屋歴史民俗資料館に行った看板たち

ちょっと緊張してるみたい？！

2020/12/26